家族を持つには、かなりの覚悟が必要!?
人生の一大イベントと言えば、「結婚」ですよね。一口に結婚とは言っても、簡単なことではありません。
恋愛の延長線で結婚する夫婦も少なくありません。しかし、実際には独身の時とは異なり、夫なら家族を養うという責任が生じ、妻なら家庭を上手にやりくりをしなければならないという責任が生じます。
結婚式よりも、結婚後に伴う生活が人生の多くのウエートを占めます。
では、実際に家族を養う上で、どれ位のお金が必要になるのでしょうか?調べてみると都会と地方では、かかる生活費が大きく異なることが分かりました。
好きの延長線では、いけない!
そこには、愛情だけではなくて、実際に生計を立てていくために、お金が必要となってきます。
お金が足りなければ、将来子どもを持ったり、余暇を楽しむことはできません。
そのため、人生の次のステージに向けて、貯金をしておく必要があります。貯金ができなかったり、生活が苦しい状況が予想されれば、夫婦共働きで生計を維持していかなければなりません。
子どもを預けられる保育園が必要ですし、子どもが熱を出せば、仕事を休める職場環境も必要となってきます。子どもが小さいうちは夫婦共働きをすることは、そんなに簡単なことではありません。覚悟が必要と言えます。
家族を養うとは!?
子どもの学費
第一に必要なものは、お金です。
生計を維持するのに必要ですし、子どもができれば学費も必要となってきます。
それに余暇を過ごすための費用や自家用車の維持費や各種保険料だって、バカにはなりません。この他、まだまだ目に見えないお金が結婚生活には必要となってきます。
貯蓄も必要
それに独身の時とは違い、時間もお金も自分自身のために使うものはかなり制限もされてきます。相当な覚悟を持って所帯を持つことが大切ですね。突然の出費のために、貯蓄することは大切だと言えます。
そうでなければ、後々お金で揉めて離婚・・・なんてことにもなり兼ねません。
共働きは必要!?
子どもが幼稚園を卒園した辺りから、「そろそろ子どもにも手がかからなくなってきた」という理由で、子どもが小学校に行って空いた時間を利用して、パートの仕事に出ることが現実化してきます。
家族を扶養するには、どれ位の月収や年収が必要!?
地方で生活するのであれば年間500万円、都会で生活するのであれば年間800万円とも言われています。
都会と地方でかなり違う
これは、生活水準が基盤となってきます。地方と都会では借りたマンションの家賃だって、大きく違いますし、物価も違ってきます。そのため、年間に300万円ほどの差が地方と都会との間には生まれてきます。
家賃で大きく変わる
一般的に地方だと家賃相場は2LDK以上の広さのマンションで5万円から9万円前後だと言われています。
一方、都心の場合だと2LDKの広さのマンション以上で15万円から25万円が相場となっています。やはり、家賃で支払う賃貸物件価格には地方と都会との間でかなりの格差がありますね。
そのため、地方で暮らすのと都会で暮らすのとでは掛かる生活費も大きく異なってきます。このため、地方で暮らすには月収30万円前後は必要になってくるのではないでしょうか。また都会で暮らすのは便利なことだとは思いますが、家賃で掛かるコストを考えると月収40万円前後は必要になってくると思います。
まとめ
このように、結婚とお金との間には切っても切り離せない関係があります。しかし、結婚後子供を産み育てていくには、一般的に月収30万円・年収500万円ほどは必要だと言われています。
生活に必要な生活費を支払いつつ、将来を見据えて貯金を少しずつしていかなければならないからです。しかし家賃次第では、月収30万円でも厳しいとの声も上がっており、最終的には家計をやり繰りする妻次第だという意見すら上がっているほどです。
やはり、所帯を持って生活していくには最低でも月収30万円ほどは必要となってきそうです。このため、結婚当初若くてまだ収入面でそれ程余裕がないうちは夫婦が一つになって、共働き世帯として家計を支えていく必要があるのかもしれませんね。