私のお金の増やし方

麻雀は技術と度胸があれば月200万稼げる(22歳男性)

私のお金を増やし方は、麻雀(雀ボーイ)です。
麻雀での収益は多い時で200万円ほどありました。

ひょんな出会いから始まった麻雀のバイト

私は今は一般サラリーマンです。
しかし10年ちょっと前はいわゆる「フリーター」でした。
高校卒業後、就職氷河期なのも相まってバイトで食いつないでました。
そんな時、たまたま行ったBarで知り合ったおじさんと意気投合。
そのおじさんが「いい仕事があるよ」と紹介してくれたのが、おじさんがオーナーの麻雀店でした。
麻雀自体は高校の頃かなりハマった事もあり、また自信もあったので快くOKしました。
一応働く前に研修として一通りのルール、技術、イカサマに至るまで徹底的に教わりました。
当時は若かった事もあり、燕尾服の様な服を着て、メイクもしていました。
ほとんどホストに近かったと思います。
ちなみに、働く理由はおじさんから「うまくやればかなり稼げる」と言われたからです。若かったので遊ぶお金が欲しかったのです。

今でいう闇カジノのようなもの

仕事内容は、端的に言うと「お客さんを負かす」です。
念の為書くと「金銭」は賭けていませんでした。
カードの様なものを発行し、その中に入っているポイントで支払いをします。
恐らく……そのカードのポイントがなんらかの金銭と交換されていたのかも知れませんが、少なくともお店の中では行われていませんでした。

話を戻して、まず私はお店に店員として普通にサービスをします。
飲み物を提供し、人数が足りていない卓に入り、麻雀を打ちます。
その際にいくつかの注意があります。
オーナーからの指示により「特定の人(恐らく接待の高官や偉い人)」を勝たせる、「特定の人(恐らく何も知らない素人)を負かすの二通りが基本でした。
改造自動宅の設定変更、他覆面従業員との連携等を駆使し、「素人からは全財産かっぱぐ」、「お得意様には接待する事を見返りに金銭を受領する」という事をしていたのです。
会員性のクラブでしたので、恐らく非合法な取引の只中だったと思います。

怖い客と麻雀して月収200万の月も

こんな仕事なので怖い部分も沢山ありました。
まず客層が怖い。
お客さん同士が何らかのやばそうな取引をしている(と思われる)会話は全部スルーして、麻雀に徹します。
負けが込むと怒り出す人もいました。
しかし大概は店の奥にいる用心棒とまわりの席の強面さんが助けてくれました。
そんな中、麻雀の勝ち負け設定は細心の注意を払わないといけなかったので心臓が弱い人は無理かもしれません。

しかし、当然良い事もあります。
私にもどういう仕組みか解りませんが、相当額のお金が動いている様で、ほぼ毎日入っていた頃の月収は100万円以上でした。
最高で200万円。これはお客さんの方にお気に入りにしてご贔屓にしてもらっていたので、チップの様なものがあったときでしたが。
ちなみに、普通の雀荘の様な時も勿論ありました。その際はイカサマ無しで普通に打ち、負けたら給料天引きで買ったら上乗せでした。ほぼ負けませんでしたし、束の間の通常麻雀はとても楽しかったです。

技術と度胸があれば稼げる

麻雀が好きな人であれば解ると思いますが、麻雀をしていると8時間とかあっという間です。
好きな麻雀を打って、沢山のお金を貰える。
当時の自分にとっては天国でした。
もしかしたら今は特に規制も強くなってきているのでこの様な事は無いかもしれませんが、ギャンブルの業界にはまだまだ夢が一杯あると思います。
例えば雀荘業界にも女性雀士を随時揃えている所もあります。
そういう所はおのずと色々な事が起こっているはずです。美人局、売春等。
ある意味女性なら「自分」を上手く使ってより稼げるかもしれません。なんせ業界として男性だらけなので需要が違います。
男でも、「技術」と「度胸」があれば、雀荘で多くを稼ぐのは可能です。
お店側でなく、客側でも良いかもしれません。
「リスク」を越えた先に「おいしい」職場はごまんと存在している、そんなお話でした。